予防について

『歯が痛くなったから歯医者さんに行って治してもらう。』これは、とても大事なことですが、実は一つ誤解があります。それは、むし歯になった歯を＂むし歯が無かった状態＂の元通りに治療しているわけではないということ。むし歯を削って、歯がなくなったところを樹脂や金属などの人工物で補填しているのです。

以前に治療した歯と同じところが再びむし歯になった、という経験はありませんか？
実は、日本の歯科医院の治療の多くが過去の治療のやり替えです。つまり、人工物で補填してもその周りがいずれむし歯になってしまい、最初は小さい樹脂の詰め物だったのが、大きな詰め物に、さらに神経を取り銀歯に、その後も再治療を繰り返す…と、歯根が疲労し、抜歯になってしまうわけです。

従来の日本の歯科業界は、この再治療の繰り返し（負の連鎖）に何も不思議と感じず、年齢とともに歯の数が減ることや入れ歯になることに何の抵抗もありませんでした。先進国の中でも、日本は特に『予防歯科』の文化が遅れています。

当院では、この負の連鎖をどのように食い止めるか、また負の連鎖にならないためには、そもそも『むし歯にしない』ことが大切であり、その為に予防に力を入れています。

詳しくは下記のブログ記事をご参照ください。

治療について

当院は、閑静な住宅街にある歯科医院ではありますが、特殊なケースを除くほとんど全ての歯科治療を行うことができます。世界基準かつ医学的根拠に基づいた確実な治療で、患者さまにあった最適な診療にあたっています。